ジャカルタ・アジア大会のマラソンで日本男子32年ぶりとなる金メダルを獲得した井上大仁(MHPS)ら陸上の一部選手が27日、成田空港に帰国した。金メダルを胸に取材に応じた井上は「今はうれしい気持ちだけ。記録は考えず、勝ちに徹したレースだった」と改めて喜びを語った。
井上はバーレーン選手とのトラック勝負で競り勝った。相手が前回大会の1万メートル覇者だとは知らなかったそうで「思い返すと、ひやひやする。勝ちへの執念が僕の方が強かった」と笑みを浮かべた。次の出場レースは未定という。
女子マラソンで銀メダルの野上恵子(十八銀行)は「メダルを取れて安心した」と話した。(共同)
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