オリンピックデーラン
体育館で行われた
トークショーも盛り上がりました。
オリンピックデーランが終了した午後からは、体育館でオリンピアンによるトークショーや、様々なスポーツ教室が開催されました。
最初のオリンピアントークショーでは、来年開催される北京オリンピックに向けた『応援!!北京オリンピック』が荻原次晴さんの司会で開催されました。
中村真衣さん(水泳)、内柴正人さん(柔道)、井上昌己さん(自転車)らとともに、応援団長である松岡修造さんがスペシャルゲストとして壇上に登場。
「オリンピックでは食事ものどに通らないほど緊張した」(中村さん)、「テレビで見たことのある選手がたくさんいて感激」(内柴さん)など、選手たちもオリンピックという大舞台に興奮し、楽しんでいたということを語ってくれました。そして松岡さんからは「来年の北京に向けて、選手よりも燃えています!」というコメント。最後に、観客全員と一体になって「がんばれ、ニッポン!」とコールしました。
また、中央広場では、「チームがんばれ!ニッポン!」のブースも展開。応援団長の松岡さんも「一緒に応援しよう!」と呼びかけました。
続いて行なわれたトークショー『オリンピアンに挑戦!体力テスト』では、「反復横跳び」「立ち幅跳び」「握力」「長座体前屈」「上体起こし」の各種目に、抽選で選ばれた一般参加の子供たちとともに、太田陽子さん(陸上競技)、中西拓さん(スキー)、勅使川原郁恵さん(スピードスケート)、新井周(卓球)さんらオリンピアンが挑戦しました。 オリンピアンが種目に挑戦するたびに、会場からは「さすがオリンピックに出る人は違う!」と驚きの声が起きます。また、オリンピアンとともにステージ上でがんばった子供たちにも惜しみない声援が送られました。「上体起こし」では荻原健司さん・次晴さんの兄弟対決も行われ、会場は盛り上がりました。
最後にスペシャルゲストに有森裕子さんを迎えて、『オリンピックを東京に,2016年!』トークショーが行われました。この中で有森さんや司会の荻原健司さん、荻原次晴さん、武田美保さんらは「東京でオリンピックが行われることの素晴らしさ」「最高のアスリートに直接ふれあえることで生まれる感動」など、東京招致にかける様々な思いに話が弾みました。有森さんはアトランタ大会のとき、自分の5歳になる甥がアトランタまで観に来てくれたこと、そしてその思い出は今も強く残っているというエピソードを紹介し「子供たちにもぜひオリンピックを体験してほしい」と語りました。最後には全員で三三七拍子をし、オリンピックを東京に招致しようと、会場が一体となりました。
体力テストやスポーツ教室、ウォーキングラリーも!
多彩な体験型イベントが開催。
体育館内には「オリンピックを東京に,2016!」というブースが設置され、高度な水引づくりの実演が行なわれました。日本の伝統的意匠である水引をモチーフにした招致ロゴには、「人と人を結ぶ」、「スポーツと文化を結ぶ」、「世界と日本を結ぶ」、「子供たちと未来を結ぶ」そして、「私たちの願いを結ぶ」という意味が込められています。
署名活動には多くの方々に賛同いただきました。中には、1964年に開催された第18回東京大会を見たという方も。「自分が味わったあの感動、晴れがましい気持ちを、今の子供たちにも味わってほしい」と力強いメッセージを寄せていました。
「オリンピックを東京に,2016年!」をテーマにしたウォーキングラリーも好評。公園内に5箇所ある各ポイントで、「むすび」「コンパクト」など東京招致に関連するキーワードスタンプを押し、同時に5色の水引を一本ずつ受け取っていくのです。ゴールした参加者には招致ロゴ入りのしおりキットなどがもらえるとあって、多数の親子連れなどが参加ました。
中央広場ではスポーツ体験コーナーとして「JOCチャレンジ体力テスト」も開催され、子供たちは「反復横飛び」「握力」「長座体前屈」「上体起こし」「立ち幅とび」の5種目を行いレーダーチャートにそれぞれ記入。楽しみながら自分の体力を知ることが出来、賑わいを見せていました。
また、現役アスリートが指導するスポーツ教室も盛況でした。
陸上競技場では、室伏由佳さん、吉野達郎さん、渡辺大輔さん、信岡沙希重さんによる陸上クリニックを開催。元気に走り回る子供たちに、アスリートたちも笑みがこぼれます。
体育館内で行われた内柴正人さん、北田典子さんらが教える柔道教室では、自分よりも体の大きな高校生たちを相手に投げ技の稽古をする小学生の姿がありました。
このほかにも、サッカー、テニス、アーチェリーなどの教室も行なわれ、子供たちは、トップアスリートの貴重なアドバイスに真剣なまなざしで聞き入っていました。
体育館で実施された、オリンピアンによるサイン会も大人気。Tシャツに直接を書いてもらう人、とっておきの色紙を差し出す人などさまざまです。
あこがれのオリンピアンとふれあい、握手を交わした参加者の顔には喜びがあふれ、会場の熱気は外の雨を吹き飛ばすかのようでした。
過去のオリンピックデーラン
- 2003年度(平成15年度)
- 2002年度(平成14年度)
- 2001年度(平成13年度)
- 2000年度(平成12年度)
- 1999年度(平成11年度)
- 1998年度(平成10年度)
- 1987年度(昭和62年度)~1997年度(平成9年度)
※2021年度(令和3年度)及び2020年度(令和2年度)は新型コロナウイルス感染症の影響により、各開催地関係者の皆様と協議した結果、全ての大会を中止といたしました。