令和4年度 JOCオリンピック・ムーブメント事業専門部会 スポーツ環境保全活動報告書
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の掲出)◦環境活動(中古用具の海外寄贈)ツ外交推進事業(器材輸送支援事業)に参加する形で事業展開を行っている。本年度はベトナムとカンボジアに寄贈した。来年度以降も継続して実施していきたい。●NPBガールズトーナメント2022会期:2022年7月30日(土)~8月5日(金) 会場:金沢市民野球場JAPAN RUBBER BASEBALL ASSOCIATION1.実施概要 公益財団法人全日本軟式野球連盟はスポーツ振興に寄与する目的から、平成17年度に環境担当委員会を設置し事務所内及び競技会での環境への取り組みを実施し、競技会場で当連盟関係者・大会参加者及び観客者に向けて環境保全の啓発を促し環境保全意識の向上を図っている。 また、平成19年から各支部より使用済軟式野球用具を収集し、野球用具の入手困難な国や地域へ寄贈する活動を継続実施している。近年では、登録チーム及び一般向けにも用具提供依頼を行い、事業拡大を図っている。一部の主催大会において用具回収ブースを設置し、選手からの直接の寄贈を行い教育啓発活動の意味合いでの活動にも着手しているが、新型コロナウイルス感染症の影響により令和4年は活動を行うことが出来なかった。 その他、平成24年度から、一部の事務連絡等の文書配布においてペーパーレス化を図り、加盟団体支部(47支部)に電子メールで配信を実施している。2.令和4年度事業活動◦ 競技会における環境啓発活動(ポスター、バナー3.具体的な活動実施内容とその成果〈競技会における環境啓発活動〉 本連盟主催大会において、JOC環境啓発ポスター、JOC環境啓発バナーの掲出、大会プログラムへの環境ポスターの掲出を行った。 また、ゴミの分別やゴミの持ち帰り等の呼びかけを行い、競技環境の保全に協力していただけるよう活動を行っている。〈環境活動〉 日本では日本では使用されなくなった使用済野球用具が、海外の国や地域によっては十分に使用可能であり、野球普及に有効との観点から、外務省スポー574.全体的な成果と今後の課題・活動方針 令和4年度も新型コロナウイルス感染症の影響が残り、十分に活動することは出来なかった。また、本年度より環境ポスターを大会プログラムに掲出したが、1大会のみとなってしまったため、来年度はより多くの大会プログラムに掲出し、大会に関わる全ての人の環境への意識を高めていきたい。 熱中症対策として、令和4年度より学童部の全国大会では、午後の気温が高くなる時間を避けて午前中で終了する、もしくは午前と午後4時頃からの試合設定とした。今後も継続して競技者がより良い状態で競技が出来るよう環境を整えていきたい。(公財)全日本軟式野球連盟

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