令和4年度 JOCオリンピック・ムーブメント事業専門部会 スポーツ環境保全活動報告書
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◦ 開催地自治体のごみ出しルールに応じて分別した。◦ 競技中決められた場所以外のごみ投棄及び排尿について競技規則の通り厳格に運用した。◦ 事務局内にてペーパ―レス決裁の推進を図った。◦ 連盟内会議をオンラインとし資料のペーパーレス化を行った。◦ 紙資源の分別を行った。3. 第6回全日本BMXフリースタイル選手権大会(2022年9月・岡山県岡山市)にて環境啓発バナーの掲示4. 第35回全日本自転車競技選手権大会-マウンテンバイク(クロスカントリ・ショートトラック/エリミネーター)(2022年11月・千葉県千葉市)にて環境啓発バナーの掲示5. 第35回全日本自転車競技選手権大会-マウンテンバイク(DHI)(2022年9月・群馬県嬬恋村)にて環境啓発バナーの掲示6. 第35回全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク/クロスカントリー・オリンピック)(2022年11月・静岡県伊豆市)2.2.025競技者の品行競技者は、主催者が提供するごみ捨て区域外に、食べ物やバッグや水筒や衣類等を投げ捨ててはならない。競技者は、主催者が提供するごみ捨て区域内の路肩にのみ、安全に注意しながら、ごみを捨てなければならない。競技者は道路自体の上になにも投げ捨ててはならない。競技者はボトルや衣服をチーム・カーまたは大会運営車両や競技者への補給を担当するチーム・スタッフに渡して処分することもできる。猛暑の場合、チーフ・コミセールは主催者と協議の上で、特例措置が発令することがある。競技者が水筒を廃棄する際のその他の例外的な状況については、コミセールの裁量にゆだねられるものとする。ガラス製品の携行および/または使用は禁止する。 自然環境、生活環境と密接な関係にある競技であるが故に環境保全活動に賛同し本ムーブメントの推進を図る。JAPAN CYCLING FEDERATION1.実施概要 自転車競技IFが統括する11種目のうち主に屋内で実施するのは3種目にとどまり、殆どの種目は屋外で実施される。競技時間が6時間を超えて実施されるロード・レースや、自然の山間部に特設コースを設置して実施されるMTB等は自然豊かな開催地で行われる事が多く、同時に多くの観戦者も応援に訪れ地域振興を担っているが地域住民の日常生活や環境へのインパクトが無いとは言えない。 ツール・ド・フランスに代表されるような、一般公道を使用する1日200kmを超えるロード・レースでは長年、競技中の補給飲食に伴い投棄されるゴミの問題に悩まされてきた歴史がある。これではクリーンでエコなサイクルスポーツのイメージを侵害する要因となる事から世界的な環境問題意識の向上と共に現在では以下の規則を制定している。502.令和4年度事業活動◦ 大会主催時に環境啓発バナーの掲出を行った。◦ 紙資源節約の為に、大会時の資料出力を最小限にし、紙製の大会プログラムの制作は控え、連盟WEBやSNSを使って大会運営を行った。3.具体的な活動実施内容とその成果〈大会時環境啓発ポスター、バナーの掲示〉1.事務局内に環境啓発ポスターを常時掲示2. 第90回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース/第25回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会/2022 全日本パラサイクリング選手権・ロード大会(2022年6月・広島県三原市)にて環境啓発バナー、ポスターの掲示(公財)日本自転車競技連盟

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