令和4年度 JOCオリンピック・ムーブメント事業専門部会 スポーツ環境保全活動報告書
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よるコピー用紙使用削減④競技会でのごみ分別と持ち帰りによる減量化⑤関係書類押印の見直しと簡略化⑥ ウェブ会議の推進:参加者の移動削減、会議資料デジタル化② 講習会でのレクチャー審判員講習会や WEB でのセミナー等において、“スポーツと環境”の講座を設け、環境への取り組み、協力のレクチャーを行った。「スケートと環境」をテーマにし、一つの大会でどの様な環境負荷を与えているのか、又 取り組みによる提言案の考察を行った。〔実施活動及び効果〕①印刷物の減量化 ◦ 連盟主幹競技会大会においては運営に係る印刷物(滑走順、競技結果)の紙での配付を極力限定し、替わってオンライン・ウェブでのタイムリー情報提供に移行。連盟内の各種手続きもオンライン化を導入し、大会のみならず役職員の諸手続きにおいても大幅なOA用紙使用及び廃棄の抑制をした。特に、本年度はスピードスケート競技会において情報のオンライン化が実施され大幅に印刷用紙の軽減化がなされた。フィギュアスケート大会においても、滑走順、リザルトの配布を廃止し、オンライン化を更に進めた。 ◦ 審判員名簿(紙媒体)を廃止し、オンライン化に完全切り替えを実施した。JAPAN SKATING FEDERATION1.実施概要 JOCの行動指針に則り、啓発活動及び実践活動を実行している。 啓発活動においては、主管大会、国際大会でのポスターの大会本部及び競技場内での掲示、横断幕の競技会会場への掲示や審判員講習会でのレクチャー、活動報告等をコロナ禍の為、オンラインで実施した。 実践活動については、特に主管大会時のコピー用紙の使用削減を重点課題として取り組み、更にリサイクルの為のゴミの分別回収を継続実施している。 連盟各事業に携わる全ての役員・選手・業者が意識し、「計画→実施→評価→改善」 即ちPDCAを廻していくことが大切と捉え、取り組んでいる。 特に、昨年度に続き新型コロナウイルス感染症防止対策がとられ、ゴミの持ち帰りが徹底された。また、ネット環境の整備により、連盟の運営会議や大会運営に必要な各種資料提供やインフォメーションもネット環境で行われペーパーレスがより進んだ。2.令和4年度事業活動①競技会、講習会での環境バナー・ポスター掲示②講習会でのレクチャー③ 各種会議や大会運営に関する、印刷物の減量化に363.具体的な活動実施内容とその成果〔啓発活動〕① 環境バナー・ポスター掲示競技会等においてバナー及びポスターを掲示し環境良化のための啓蒙活動を行った。(公財)日本スケート連盟

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