令和4年度 JOCオリンピック・ムーブメント事業専門部会 スポーツ環境保全活動報告書
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選手、運営スタッフ等関係者、家族、観戦者等が参加 2. しかしながら艇や用具の製造・廃棄、練習や大会におけるモターボートの運用、大会開催時のゴミ処理などにおける環境負荷が存在する。従って、このことを常に念頭に置き、環境の保全に対する意識を持ち続けることが重要と考える。●BeachRowingSprintGames2022Hayama 9月に葉山にて開催されたBeach Rowing Sprint Games 2022 Hayamaの大会会場において、日本自然保護協会様による全国砂浜ムーブメントのレクチャー会を実施。参加選手、運営スタッフ等関係者、家族、観戦者が参加し、砂浜に関するクイズや海洋プラスチックごみの観察を通じて、砂浜保護活動の重要性の理解を深めた。〈参考〉砂浜ムーブメントhttps://www.nacsj.or.jp/sunahama_movement/環境パンフレット配布を行い、啓発活動を行った。〈競技会における環境活動〉 2022年9月に葉山にて開催されたコースタルローイングの大会会場において、日本自然保護協会様による全国砂浜ムーブメントのレクチャー会を実施した。会期:2022年9月17日(土)会場:神奈川県立葉山公園Japan Rowing Association1.実施概要 ボート競技における環境保全への基本認識は 1. 人力のみによって行われるスポーツであり、また競技場も自然に存在する川・湖・ダムなどを原則としてそのまま使用するため、その限りにおいては環境への負荷が大きいスポーツではないと言える。2.令和4年度事業活動◦大会時環境啓発ポスター、バナー掲示◦競技会における環境活動3.具体的な活動実施内容とその成果〈大会時環境啓発ポスター、バナーの掲示〉 本会主催大会にて環境啓発ポスター、バナー掲示、244.全体的な成果と今後の課題・活動方針 ポスター、バナーの掲示、パンフレットの配布など啓発活動を通じ、選手、関係者の環境啓発の知識や、理解を深めることができた。 9月のコースタルローイング大会時の上記イベントでは、参加選手、運営スタッフ等関係者、家族、観戦者が参加し、砂浜に関するクイズや海洋プラスチックごみの観察を行い、砂浜保護活動の重要性を伝えることができた点、有意義であった。 今後の課題として各都道府県協会と連携した活動の展開があり、適宜検討を進めていきたい。(公社)日本ローイング協会

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