一番判断しやすいのは、まず水面の様子です。波が右から左に流れているのか、また逆なのか単純に正面か寄せて返しているのかなどです。しかしそれだけでは単に風の影響で水面が波立っている可能性もあるので、その判断を元に実際に泳ぎ確かめます。その方法はコースの形、外海なのか湾内などかなどいろいろな条件で推測し、何箇所かポイントを決めスカーリングなどで浮いて見ます。そうすると体が流されるので、その流される方向や強さにより判断できると思います。また、国内レースであれば満潮時刻・干潮時刻を調べ海の状況を予測したり、コース設営の方に実際に流れの具合・ポイントなどを聞いてみたりもします。
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