柔道のグランドスラム東京大会(2、3日・東京体育館)に出場する男子日本代表が30日、東京都文京区の講道館で強化合宿を報道陣に公開し、66キロ級の阿部一二三(日体大)、60キロ級の高藤直寿、73キロ級の橋本壮市(ともにパーク24)の世界王者が調整した。
約2時間、乱取りなどで汗を流した阿部は「いい調子できている。圧倒的な柔道をしたい」と強気に意気込んだ。リオデジャネイロ五輪73キロ級覇者で五輪後初の国際大会となる大野将平(旭化成)は、天理大大学院の授業のため1日に合流する。
井上康生監督は「東京五輪に向けた競争が始まってくる。非常に大切な大会」と語った。(共同)
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