レスリングの全日本女子オープン選手権は24日、静岡県の三島市民体育館で行われ、左足のけがのために戦列を離れていた登坂絵莉(東新住建)が昨年のリオデジャネイロ五輪48キロ級金メダル以来、約1年1カ月ぶりに実戦復帰し、53キロ級で初戦から3試合続けてテクニカルフォール勝ちして優勝した。55キロ級は8月の世界選手権女王の奥野春菜、63キロ級は世界選手権代表の川井友香子(以上至学館大)が制した。
24歳の登坂は2020年東京五輪を見据え、1月に慢性的な痛みがあった左足親指付近の手術を受けた。4連覇が懸かっていた世界選手権出場も断念し、治療に専念していた。(共同)
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