3日に終了した柔道世界選手権の日本代表が5日、成田空港に帰国し、個人戦メダリストらが記者会見に臨んだ。初出場で金メダルに輝いた男子66キロ級の20歳、阿部一二三は「重圧を受け止め、一本を取りにいく柔道を前面に出せた」と納得の表情だった。
阿部は高まる一方の注目度に「世界王者に1回なっただけ。東京五輪への第一歩にすぎない」と向上心を燃やした。
男子100キロ級を制した21歳のウルフ・アロンは「ここからが本当の闘い。ライバルと切磋琢磨し、東京五輪に向かいたい」と引き締め、同73キロ級覇者の橋本壮市は「自分を信じて一戦一戦闘えた」と充実感に浸った。(共同)
関連リンク
CATEGORIES & TAGS