現役引退を表明したフィギュアスケートの元世界女王、浅田真央(26)=中京大=が12日、東京都内のホテルで記者会見し「体も気力も出し切った。今は挑戦して、何も悔いはない」と述べた。2010年バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得した浅田はスケートを「一言で言えば人生かな」とする一方で、自己最低の12位に終わった昨年12月の全日本選手権で「もういいんじゃないかなと思った」と明かした。
最後のあいさつに立ち上がると目をうるませた。言葉に詰まりながら「スケート人生で経験したことを忘れずに、これから新たな目標を見つけて、笑顔で前に進んでいきたい」と述べた。(共同)
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