【ヘルシンキ共同】来年の平昌冬季五輪の国・地域別出場枠が懸かるフィギュアスケートの世界選手権は29日、ヘルシンキで開幕する。27日に公式練習が始まり、男子で3季ぶりのタイトルを狙う2014年ソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦(ANA)は大技の4回転ループを軽やかに成功させるなど上々の出来だった。
羽生はショートプログラム(SP)の曲をかけた練習では4回転サルコーからの2連続ジャンプで後ろのトーループが1回転になったが、そのミスを除けば問題なくまとめた。全日本選手権覇者の宇野昌磨(中京大)は今季後半から取り入れる4回転ループが低調だった。
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