柔道のグランドスラム(GS)パリ大会の男子60キロ級をオール一本勝ちで制した高藤直寿(パーク24)が14日、羽田空港に帰国し「(2020年東京五輪へ)いけるという手応えをつかめた」と明るい表情で話した。
攻撃的な姿勢を重視するため、大幅に変更された新ルールについては「組み合う時間が長くなった。自分には合っている」と語った。100キロ超級で優勝した王子谷剛志(旭化成)も「慌てることなく自分の柔道ができた」と振り返った。
大会を視察した全日本柔道連盟の山下泰裕副会長は「試合がダイナミックになった」と評しつつ、検証を続ける必要性を強調した。(共同)
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