【パリ共同】柔道の世界選手権(8〜9月・ブダペスト)代表選考会の一つとなるグランドスラム(GS)パリ大会は11日に開幕して男女計7階級が行われ、男子は昨夏のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した60キロ級の高藤直寿のほか、66キロ級の阿部一二三と73キロ級の橋本壮市が優勝した。
高藤は5試合全て、19歳の阿部は決勝を除く4試合で一本勝ち。橋本は強豪の安昌林(韓国)との決勝を制した。
女子は52キロ級の角田夏実が決勝でリオ五輪女王のマイリンダ・ケルメンディ(コソボ)に敗れて準優勝。48キロ級でリオ五輪3位の近藤亜美、57キロ級の芳田司は3位だった。
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