【ジュネーブ共同】国際体操連盟(FIG)の渡辺守成新会長は3日、1日付の就任を受けて公式サイトで所信表明し、17年のスローガンに「挑戦」を掲げた。任期は4年。日本体操協会で専務理事を務めた57歳の渡辺氏はアジア人初の会長で、五輪実施競技の国際競技連盟では日本人で23年ぶりのトップとなる。
渡辺新会長は「日出づる国、日本の出身。体操界に新たな光を照らしたい」と意欲を表明。20年東京五輪に向けて体操の知名度、人気の向上や自動採点システムの導入を目指す考えを示し、「新たなFIGの確立へ困難に立ち向かうことを決意する。皆さんも挑戦に加わってほしい」と訴えた。
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