フェンシングの2008年北京で個人、12年ロンドンで団体と五輪2大会で銀メダルを獲得し、8月のリオデジャネイロ五輪を最後に引退した太田雄貴氏が4日、全日本選手権個人戦が行われた駒沢体育館で引退セレモニーに臨み、晴れ晴れとした表情で「フェンシングを始めて23年間、ただひたすらに五輪での頂点を目指してやってきた。僕がかなえられなかった夢をかなえてほしい」と若手へメッセージを送った。
11月には国際フェンシング連盟(FIE)の理事に当選し、これまでと違う立場で競技の発展に尽力していくことになる。「フェンシング界に有益な活動を行っていきたい」と抱負を語った。(共同)
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