日本オリンピック委員会(JOC)は4月26日、オリンピック・ムーブメントの推進とスポーツの各分野で優れた成果をあげた選手や指導者の栄誉、功績を讃える「JOCスポーツ賞」平成27年度年度賞及び女性スポーツ賞の受賞者を決定しました。
最優秀賞には昨年の世界選手権で37年ぶりに団体の金メダルを獲得した体操男子日本代表チームが選ばれたほか、優秀賞、新人賞、特別功労賞、特別栄誉賞、女性スポーツ賞を含め15選手・団体の受賞者が発表されました。
<年度賞>
【最優秀賞】
■体操/体操競技
世界選手権男子日本代表チーム
第46回世界体操競技選手権 男子団体 1位
※世界選手権男子団体種目で37年ぶりの優勝
【優秀賞】
■水泳/競泳
瀬戸大也
第16回世界水泳選手権 男子400m個人メドレー 1位
※世界選手権において、日本人初の大会2連覇
■水泳/競泳
渡部香生子
第16回世界水泳選手権 女子200m平泳ぎ 1位、200m個人メドレー 2位
※世界記録保持者を破っての初優勝。18歳265日での世界選手権優勝は国内最年少記録を更新
■体操/体操競技
内村航平
第46回世界体操競技選手権 男子個人総合 1位、種目別鉄棒 1位
※男子個人総合で前人未到の6連覇を達成。世界選手権における通算19個のメダル獲得は日本人歴代1位
■レスリング
吉田沙保里
2015年シニア世界レスリング選手権 フリースタイル女子53kg級 1位
※世界選手権13連覇。オリンピック3連覇を含め世界大会16連覇の偉業を継続中
■レスリング
伊調馨
2015年シニア世界レスリング選手権 フリースタイル女子58kg級 1位
※世界選手権では10度目の優勝。オリンピック3連覇を含め世界大会13度目の優勝
■柔道
中村美里
2015年世界柔道選手権 女子52kg級 1位
※世界選手権3大会ぶり3度目の優勝
【新人賞】
■陸上競技
サニブラウン・アブデル・ハキーム
第9回世界ユース陸上競技選手権 男子100m 1位、200m 1位
※世界ユース選手権で、日本陸上競技界初の優勝。両種目で大会新記録
■水泳/競泳
池江璃花子
第5回世界ジュニア選手権 女子50mバタフライ1位、100mバタフライ1位、50m自由形2位
※世界ジュニア選手権で2冠。競泳ワールドカップで100mバタフライで日本記録及び世界ジュニア記録、50mバタフライでも世界ジュニア記録更新
【特別功労賞】
■スケート/フィギュアスケート
羽生結弦
ISUグランプリファイナル2015/2016 男子シングル 1位
※自身が持つ世界歴代最高得点を更新。男子史上初のグランプリファイナル3連覇
■フェンシング
太田雄貴
2015年世界フェンシング選手権 男子フルーレ個人 1位
※オリンピック、世界選手権を通じて日本人として初の優勝
■ラグビーフットボール
ワールドカップ男子日本代表チーム
ラグビーワールドカップ2015
※強豪南アフリカを破り、日本代表史上最多の1大会3勝
■テコンドー
濱田真由
2015世界テコンドー選手権 女子57kg級 1位
※オリンピック、世界選手権を通じて日本人として初の優勝
【特別栄誉賞】
■スキー/ジャンプ
梨沙羅
2015/2016FISワールドカップ 女子総合 1位
※2季ぶり3度目の総合優勝
<女性スポーツ賞>
■ラグビーフットボール
岸田則子
※日本女子ラグビーの創世記より現在至るまで、その普及、強化、発展に尽力し、リオデジャネイロオリンピック出場権獲得に多大なる貢献を果たした
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