日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、バレーボール/ビーチバレーボールの鈴木千代選手が「クロス・ヘッド株式会社」に採用されました(2016年4月1日付入社予定)。
今回でアスナビを通じた採用が来春の内定選手を含め72社/団体100名(※詳細は下記リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください)となったことを受け、竹田恆和JOC会長は「平成22年10月より開始したアスナビが、100人目の採用という節目を迎えることができました。これまで趣旨にご賛同いただいた、経済同友会や日本経済団体連合会、日本商工会議所をはじめ、ご協力いただいた多くの方々に改めて感謝を申し上げます」と感謝の意を表明。そして、「アスリートは企業人としての自覚を強く持つと共に、周囲の方々の支援のもと、恵まれた環境で目標に向かってトレーニングに専念してまいります。日本を代表するアスリートが世界の舞台で活躍することで、企業の皆様にも大きな刺激となり、夢と希望を届けられるよう、本会加盟団体、日本障がい者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会、その他関連団体と共に引き続き邁進してまいります」とコメントしました。
採用が決まった鈴木選手は、8月28日に横須賀商工会議所で行われた説明会と、9月16日に味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた説明会に参加。2015年全日本大学ビーチバレーボール選手権で優勝し、大学生で唯一日本ランキングのトップ10に入っている鈴木選手は「私の目標は2020年東京オリンピックで表彰台に立つことです。私の可能性を信じ、社員の皆さんと私がオリンピックにかける思いを共有していただき、一緒に夢を追いかけていただければと思います」と参加企業に支援を訴えていました。
クロス・ヘッド株式会社への入社が決まった鈴木選手は「恵まれた環境でビーチバレーボールができることに、心より感謝しています。今後はこれまで以上にビーチバレーボールに情熱を注ぎ、応援頂いている皆さんと共にチャレンジし、2020年東京オリンピックという大きな舞台を目指しながら、競技と仕事を両立し、社会人として一回りでも大きく成長していけるよう全力でぶつかっていきます」と意気込みました。
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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