ロシアで行われたフェンシングの世界選手権男子フルーレ個人で、全種目を通じて日本勢初の金メダルに輝いた太田雄貴(29)=森永製菓=が21日、東京都内で記者会見し、「今回駄目ならもう取れないと思うほどコンディションが良かった。支えてくれた全ての人に感謝したい」と晴れやかに語った。太田は同日、帰国した。
6月のアジア選手権に続く優勝。5月までは不調でコーチと話し合って戦術を変えたという。「これまでは相手に反応するスタイルだったが、主導権を取ることに注力した」と大転換が奏功したことを明かした。
優勝後には、来年のリオデジャネイロ五輪後の現役引退を示唆した。(共同)
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