【サンパウロ共同】柔道の講道館の上村春樹館長らによる柔道の基本動作「形」の講習会が20日、ブラジルのサンパウロで始まり、初日は地元の小中学生に形や護身術を教えるワークショップが行われた。
海外での形の講習会は欧州で過去に4度実施したが、米大陸では初めて。ブラジルは五輪で19個のメダルを獲得している強豪国で、同国柔道連盟によると競技人口は約200万人で世界最多という。上村館長は「早くブラジルでやりたいと思っていた。形は言語に例えれば文法で、きちっと身につけることが大事。正しい柔道を世界に広めたい」と述べた。
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