体重無差別で柔道日本一を争う伝統の全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)男子100キロ超級代表最終選考会を兼ねて行われ、一昨年準優勝で22歳の原沢久喜(日本中央競馬会)が決勝で、昨夏の世界選手権同級銀メダルの七戸龍(九州電力)に優勢勝ちし、初優勝した。
2連覇を狙った王子谷剛志(旭化成)は準決勝で原沢に屈した。西潟健太(旭化成)は2年連続3位。ロンドン五輪代表で昨年準優勝の上川大樹(京葉ガス)は準々決勝で七戸に一本負けした。(共同)
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