日本レスリング協会は20日、新潟県十日町市の桜花道場で強化選手の男女合同合宿を公開し、五輪4連覇を目指す女子53キロ級の吉田沙保里、昨年の世界選手権男子フリースタイル74キロ級2位の高谷惣亮(ともにALSOK)らが残雪の上で体を鍛えた。
約50人がはだしになり、寒さに耐えながらタックルの打ち込みや補強運動に取り組んだ。ユニークな練習方法に、吉田は「新しいことは楽しいし、いい刺激になる。刺激がなければ成長できない」と笑顔で話した。
十日町市はこれまで主に女子が練習拠点としてきた。汗を流した高谷は「山の中で、レスリングだけに集中できる」と充実の様子だった。(共同)
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