【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)は13日、スポーツの不正な賭けに絡んだ八百長対策で「内部通報制度」を開始すると発表した。選手やコーチ、審判員らから不正行為の情報提供を受け付けるホットラインを設置し、国際刑事警察機構(ICPO)とも提携する。
欧州連合(EU)や国連機関、各国政府にも協力を求め、不正会計や汚職を含めて新機軸の対策で倫理規定に反する行為の撲滅を目指す。スイスのローザンヌで開かれた国際会議に出席したIOCのバッハ会長は「究極の目標はクリーンな選手を守り、公平な大会を開催することだ」と説明した。
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