日本実業団陸上連合は30日、2020年東京五輪でのメダル獲得に向けたマラソンの強化策として、日本新記録を樹立した選手に1億円、指導者やチームに5千万円のボーナスを支給する制度の導入を発表した。実業団に所属する選手に限らず、7月以降に国内外の大会で新記録を樹立した選手が対象となる。
当初の財源には実業団連合の基本財産から1億5千万円を充てる。今後は協賛金を募り、資金が続く限り東京五輪終了まで続ける。男子は02年に高岡寿成が出した2時間6分16秒、女子は05年に野口みずき(シスメックス)が樹立した2時間19分12秒が日本記録として残っている。(共同)
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