7〜8月に世界選手権(カザニ=ロシア)を控える水球男子の日本代表が3日、東京都内で合宿を報道陣に公開し、マークする相手の前に入ってパスコースをふさぐ新たな守備陣形を披露した。大本洋嗣監督は「体のぶつけ合いでは何十年たっても太刀打ちできない。手応えはある」と自信を口にした。
日本は1984年ロサンゼルス大会を最後に五輪から遠ざかっている。来年のリオデジャネイロ五輪出場に向け、相手の背後につく一般的な守備ではなく、世界でも例がないという奇策を導入。この日は五輪切符を争うライバル、中国と変則形式の練習試合も行い、互いに主力の一部を欠く中、15―12で勝った。(共同)
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