ロンドン五輪のレスリング男子フリースタイル66キロ級金メダリスト、米満達弘(28)=自衛隊=が22日、東京都内で引退発表の記者会見に臨み「ルール改正(体重区分変更)で自分の階級がなくなり、頻繁にけがをするようになった」と決断の理由を説明した。今後は指導者を目指す。
五輪後に体重区分が変更された結果、減量が厳しくなり、右足首など故障が増えたという。印象に残る試合として、レスリング男子の日本勢としてソウル五輪以来24年ぶりの金メダルを獲得したロンドンの決勝を挙げ「生まれてから一番うれしかった。こんなにうれしいことは今までなかった」と感慨深げに話した。(共同)
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