1964年東京、68年メキシコ両五輪の重量挙げで金メダルに輝いた三宅義信さん(74)が15日、兵庫県で行われた全日本マスターズ選手権に初出場し、出場区分の日本記録を一時更新する力強い試技で声援を浴びた。2020年東京五輪に向けて競技をアピールするため「(72年)ミュンヘン五輪以来の実戦」に臨んで健在ぶりを示し「感無量」と上機嫌だった。
ことし75〜79歳となる部門の56キロ級でスナッチは43キロ、ジャークは53キロに1回目で成功。それぞれで日本記録を0・5キロ、トータルで1キロ上回り残りの試技を棄権したが、直後に同じ区分の選手に塗り替えられて2位だった。(共同)
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