日本オリンピック委員会(JOC)は12日、平成25年度「JOCスポーツ賞」を受賞した体操競技の内村航平選手と白井健三選手の表彰を味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン)で行いました。大会出場のため6月6日に行われた同賞の表彰式に出席できなかった両選手に対し、世界選手権、アジア大会などに向けた強化合宿の場で、改めて表彰の機会が設けられました。
味の素トレセンの体操場には内村選手、白井選手のほか、6月6日に同賞の表彰を受けた亀山耕平選手ら合宿に参加している男子のナショナル選手が集合。日本体操協会の塚原光男副会長が表彰に先駆けてあいさつに立ち、「受賞は体操界にとっての誇りです。体操界一丸となってこの賞を励みに、オリンピックの金メダルを目指して頑張っていきたいと思います」と述べました。
続いて竹田恆和会長が、2年後のリオデジャネイロオリンピック、6年後の東京オリンピックに向けて「今、日本の国民の皆さんはスポーツに大きな関心を持っています。是非とも力を出し切って国民の期待に応えてもらいたいと思います」とメッセージを送り、「目の前の目標を1つ1つクリアしながら、大きな目標に向かって頑張ってください」と選手たちを激励。特別栄誉賞を受賞した内村選手、新人賞を受賞した白井選手に、それぞれ賞状、トロフィー、メダル、目録(報奨金)を授与しました。
表彰を受けた内村選手は「この賞を励みにして、これからの競技生活において試合で力が十分に発揮できるよう頑張ります」、白井選手は「今後もこの賞の受賞者としてふさわしい結果を残していけるように頑張ります」と述べ、今後のさらなる活躍を誓いました。
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