日本オリンピック委員会(JOC)は6月30日、都内で平成25年度JOCスポーツ賞「トップアスリートサポート賞」と「特別貢献賞」の表彰式を行いました。
選手や指導者の環境整備に貢献した企業・学校などに贈られる「トップアスリートサポート賞」には全10団体が選ばれました。最優秀団体賞の株式会社土屋ホームは、ソチオリンピックのスキー・ジャンプ男子ラージヒル個人で銀メダル、団体で銅メダルを獲得した葛西紀明選手、同女子ノーマルヒル個人7位入賞の伊藤有希選手らが所属。竹田恆和JOC会長から川本謙取締役副会長へ、「創部以来、競技力向上のため、海外指導者の招聘、選手の練習環境の整備に努め、わが国の選手強化の基盤を支え、第22回オリンピック冬季競技大会ソチスキー競技ジャンプ日本代表チームの活躍に貢献しました」と受賞の理由とともにトロフィーと賞状が贈られました。
特別貢献賞に選ばれたスキー・フリースタイル女子モーグルの上村愛子さんは、冬季オリンピック5大会連続入賞と、メダル獲得へ向けての長年にわたる挑戦する姿勢を評価されての受賞。表彰式では竹田JOC会長から賞状と目録を手渡されました。
上村さんは、「メダリスト以外ではなかなかもらえる賞ではないと聞いています。こんなに評価していただきすごくうれしいです。本当に幸せなことだなと感謝しています」と、笑顔で感想を語りました。
なお、JOCスポーツ賞表彰式は6月6日に都内で行われ、最優秀賞を受賞したフィギュアスケートの羽生結弦選手や、上村さんとともに特別貢献賞に選ばれたファッションデザイナーのコシノジュンコさんらが出席し、表彰を受けました。
<受賞団体一覧>
【最優秀団体賞】
株式会社土屋ホーム
【優秀団体賞】
株式会社ワコール
株式会社ジェイエスエス
株式会社コナミスポーツ&ライフ
順天堂大学体操競技部
医療法人徳洲会
鶴見ジュニア体操クラブ
学校法人東海大学
パーク24株式会社
日立建機株式会社
関連リンク
CATEGORIES & TAGS