2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、五輪教育の推進や人材育成のため、全国の大学や短大552校と連携協定を結んだ。都内で開かれた締結式には約270校が参加し、組織委の森喜朗会長が「大学生のパワーを20年大会に注入していただきたい」とあいさつした。
組織委によると、大学との協定は過去の五輪でも例がない取り組みで、1998年長野冬季五輪での「1校1国運動」に続く全国規模の活動を目指す。
具体的な活動は各大学が今後計画するが、五輪の歴史や意義を学ぶ講座の開設や外国語大での通訳育成、約8万人に上るボランティア育成の拠点となることを期待している。(共同)
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