東京都の舛添要一知事は10日、都議会定例会の所信表明で、2020年東京五輪の会場計画について「全体を見直すべきとの結論に達した」と述べ、招致段階で作成した立候補ファイルを見直す方針を表明した。大会後の競技場利用や建設コスト高騰が理由。
来年2月までに国際オリンピック委員会(IOC)に提出する大会開催基本計画に盛り込む。組織委員会の森喜朗会長とも合意している。
舛添知事は「組織委と再検討を進め、招致段階での理念を具現化していくことで史上最高の大会にする」と述べた。(共同)
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