日本オリンピック委員会(JOC)は6日、「平成25年度JOCエリートアカデミー入校式」を味の素ナショナルトレーニングセンターで開催しました。
JOCエリートアカデミーは平成20年度からスタートし、オリンピックをはじめとする国際大会で活躍できる選手の育成を目標に、各競技団体から推薦された有望なジュニア選手を集め、味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点にして集中的な指導を行っている事業です。
式典には新たに入校する6期生8人(レスリング3人、卓球3人、フェンシング2人)に加え、保護者、JOC関係者、エリートアカデミー在校生らが参加。6期生はおそろいのジャージに身を包み、緊張の面持ちで会場に入りました。
主催者を代表してJOCの猪谷千春理事があいさつに立ち、「現在、2020年オリンピック・パラリンピックの招致活動が行われていますが、今回入校する6期生は必ず2020年のオリンピックで活躍すると信じています。ぜひがんばってください」と述べました。
来賓からのお祝いの言葉に続いて、平成25年度のキャプテンを務める白井勝太くんが壇上に立ち、「自分も5年前は期待と不安でいっぱいでした。これからは楽しいことも苦しいこともあります。苦しい時は初心を思い出してがんばってください。困ったことがあれば私たちに聞いてください、今日から一緒にがんばりましょう」と、この日からともに過ごす後輩にエールを送りました。
先輩からの激励の言葉を受けて、6期生8人から決意表明が行われ、それぞれマイクの前に立ち、アカデミー生としての思いを語りました。
新たに8人の6期生を迎えたJOCエリートアカデミーは総勢で45人となり、また新しい1年が始まりました。
【6期生一覧】
名前:榊流斗(さかき・りゅうと)
競技:レスリング
出身:福島県
一言:この素晴らしい環境のありがたみを忘れずに夢に向かって全力で努力します。
名前:森川陽斗(もりかわ・はると)
競技:レスリング
出身:静岡県
一言:希望を持ち、夢に向かって努力します。ビシビシしごいてください。
名前:須﨑優衣(すさき・ゆい)
競技:レスリング
出身:千葉県
一言:感謝の気持ちを持って、先輩たちのように強くなれるようにがんばりたいです。
名前:金光宏暢(かなみつ・こうよう)
競技:卓球
出身:岡山県
一言:これから頑張って強い先輩たちとたくさん試合に出たいです。
名前:浅津碧利(あさづ・あおと)
競技:卓球
出身:島根県
一言:責任を持ち、先輩を見習って成長し、オリンピックで金メダルをとれる選手になりたいです。
名前:平野美宇(ひらの・みう)
競技:卓球
出身:山梨県
一言:先輩に迷惑をかけないように気をつけて、オリンピックという夢に向かってがんばっていきます。
名前:星野剣斗(ほしの・けんと)
競技:フェンシング
出身:群馬県
一言:今日から3年、たくさんのことを学び、世界で戦える選手になります。
名前:清水紀宏(しみず・のりひろ)
競技:フェンシング
出身:長野県
一言:今まで支えてくれた家族、これからお世話になる皆さんに感謝して日々精進します。
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