日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、スケート・ショートトラックの桜井美馬選手が「東海東京証券株式会社」に採用決定したことが4月1日に発表され、同日に入社しました。
同社における「アスナビ」を活用した採用は、2012年6月1日に入社した近代五種の黒須成美選手に続いて2人目となっています。
アスナビでの採用は、第一三共(株)の古賀淳也選手(水泳・競泳)、キッコーマン(株)の上田春佳選手(水泳・競泳)と竹下百合子選手(カヌー・スラローム)、テクマトリックス(株)の下大川綾華選手(フェンシング・女子エペ)、(株)フォーバルの朝日健太郎選手(ビーチバレー)、(株)大林組の家根谷依里選手(スキー・スノーボード・アルペン)、飛鳥交通(株)の小西ゆかり選手(ライフル射撃・ピストル)、東海東京証券(株)の黒須成美選手(近代五種)、(株)ゼウス・エンタープライズの坂本鷹志選手(体操・トランポリン)、(株)ロジネットジャパンの中村奨太選手(スピードスケート)、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株)の柏原理子選手(スキー・クロスカントリー)、(株)オーエンスの齋藤仁美選手(スケート・ショートトラック)に続き、今回で11社13名(冬季競技では5人目)となりました。
桜井選手は、これまで9回開催された「アスナビ説明会」のうち、2012年2月の中部経済同友会(ビデオ登場)と公益社団法人経済同友会、7月の一般社団法人東京ニュービジネス協議会(ビデオ登場)という計3回の説明会を通じて、参加企業に対し競技や就職への思いをアピールしました。
東海東京証券は、「今後も世界を舞台に挑戦し続ける桜井選手を会社一丸となって応援してまいります」と述べ、桜井選手は、「1年後に迫ったソチオリンピックを目指すにあたり、大学卒業後の進路に不安を抱いていました。そこで、JOCのアスナビ制度を知り、登録させてもらったところ、ご縁があり、東海東京証券株式会社に入社が決まりました。競技に集中できる環境を与えてくださった、JOCをはじめ東海東京証券株式会社には感謝の気持ちでいっぱいです。このご恩を忘れず、ソチオリンピックに向け悔いのないトレーニングを積んでいき、東海東京証券の社員としても自覚ある行動を心掛けたいと思います」とコメントを発表しました。
JOCでは今後も、一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現できるよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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