ソチ2014
ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリー両種目の成績によって順位を争う競技。ジャンプの得点をタイムに換算して、そのタイムのいい選手からクロスカントリーがスタートする(タイム差でスタートする)。 先着した選手から順位が決まる。ジャンプ競技に関しての得点(ポイント)は、スペシャルジャンプ(スキー・ジャンプ)と同じ方法で行う。
先にジャンプを行い、ジャンプの成績をもと(差)にクロスカントリーを行う競技方法。1本のジャンプの得点をタイムに換算(15点=1分)し、そのタイム差が後半のクロスカントリーのスタート順となる。後半のクロスカントリーは、10km(基本4周×2.5km)走り、ゴール到着順がそのまま順位となる。 (ジャンプ競技の勝者が最初にスタートし、2位の選手はその次にスタートするといった形式で行われる)
4人1組でチーム編成し、ジャンプ、クロスカントリーとも4人の合計タイム(得点)で競う。クロスカントリーは4人によるリレー方式で行う(1人2周×2.5km)。
(ジャンプは1人1本、クロスカントリーは1人5km)
得点内容はスペシャルジャンプと同じで、ジャンプ台の規模によって計算される。1mごとの得点はジャンプ台のL点(HS=ヒルサイズ)により分類される。
HS
85m〜109m(ノーマルヒル) 2.0点/m(K点75m-99m)
110m以上(ラージヒル) 1.5点/m(K点100m以上)
ジャンプ台のK点が基準点となる。つまりK点距離が距離点60点となる。1mあたりの点数が決定された後、測定された距離との距離差が計算される。K点以下の飛距離は、距離差に1mあたりの点数を掛け、それを60点から差し引く。逆にK点以上の飛距離があった場合、距離差に1mあたりの点数を掛け、それを60点に加える。
ジャンプの順位は、スペシャルジャンプと同じで、この飛距離点と飛型点(Judges Point)の合計で決定する。
グンダーセン方式の場合、ジャンプのポイントをタイムに換算して、後半のクロスカントリーはそのタイム差によってスタートする。
この計算は、ノルディック複合競技計算表に基づいて行う。ジャンプの飛距離点のポイント15点が1分に換算される。ただし、団体戦は45点が1分に換算される。
10kmコース 1分=15点
4周×5km(団体)1分=45点