ソチ冬季五輪の男子フィギュアスケートで金メダルに輝いた羽生結弦選手(19)=ANA、仙台市出身=が26日、帰国後初めて地元仙台市を訪れた。市役所と宮城県庁ではファンら計千人以上が出迎え、羽生選手は「金メダルを持って帰れて本当によかった。被災地に支えられた。ありがとうございましたと伝えたい」と語った。
仙台市の奥山恵美子市長はスポーツなどで市のイメージアップに貢献した個人や団体に贈る「賛辞の楯」を手渡し、「活躍は復興の後押しになる」とたたえた。羽生選手は「五輪での僕の存在が被災地を知ってもらうきっかけになればと思っていた」と笑顔で話した。(共同)
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