日本勢初メダルとなったスノーボード男子ハーフパイプのメダルセレモニー(表彰式)が12日、オリンピックパーク内のメダルプラザで行われ、平野歩夢選手と平岡卓選手にそれぞれ銀メダル、銅メダルが授与されました。
今大会は一部を除いて競技直後ではなく、翌晩にメダルが授与されます。オリンピックパークの中央にあるメダルプラザは、連日メダリストを祝福する観客たちで大盛況。表彰式に姿を現した平野選手と平岡選手は、やや緊張した面持ちながらもメダルを掛けられると自然と笑みがこぼれます。そして、聖火に照らされながらプラザ中央のポールに2つの日の丸が掲げられると、場内は大歓声に包まれました。
セレモニー終了後、平野選手は「今まで取ってきたメダルより重くて、オリンピックだなとうれしくなりました」と語り、「新たに目標ができて自信もつきました」と次のステージへ意欲を新たにしていました。平岡選手は「つらかったことやプレッシャーもありましたが、こうやってメダルを取れて、頑張ってきて良かったなと思います」と、これまでの努力が報われたことに感慨もひとしお。二人とも「家族にメダルを見せてあげたい」と声をそろえていました。
一方、プラザ最前列で15歳の息子の晴れ姿を見守った平野選手の父・英功さんは、「セレモニーを見て(メダルを取った)実感が湧きました。いろんな方に感謝したいですし、スノーボードという競技でアピールできて幸せです」と感極まった様子。母の富美子さんも「本当にうれしいです」と語り、大きな日の丸を振って表彰台の平野選手に声をかけていました。
■平野歩夢選手からのメッセージ
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