【リオデジャネイロ共同】リオデジャネイロ五輪第13日の17日、レスリング女子69キロ級の土性沙羅(21)=至学館大=が決勝で、前回ロンドン五輪72キロ級覇者のナタリア・ボロベワ(ロシア)を下し、初出場で金メダルを獲得した。
吉田沙保里(33)の父、故栄勝さん直伝のタックルは世界のトップ選手にも威力を発揮し、昨年の世界選手権を制したボロベワに競り勝った。
日本はこれまでの五輪で、階級区分変更前の伊調馨(32)=ALSOK=の63キロ級より上の階級で優勝したことがなかった。東京五輪での活躍が期待される新鋭が、新たに実施された69キロ級の初代女王となった。
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