種目別決勝の男子跳馬で白井健三(日体大)が新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を決めるなど15・449点を出し、銅メダルを獲得した。新技が国際体操連盟(FIG)から認定されれば「シライ2」と命名される見通しで、自身の名前がつく技は跳馬で「2」、床運動で「3」の計5個となる。
跳馬は跳躍2本の平均点で争われる。白井は1本目で新技を初めて成功させ、全体トップの15・833点。2本目の跳躍の着地もまとめ、15・066点を出した。
白井のメダルは団体総合の「金」に続き、この大会2個目。日本勢の跳馬での表彰台は、1984年ロサンゼルス五輪以来となった。(共同)
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