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2016.08.12 オリンピック

【リオ・リポート】Tokyo2020ジャパンハウスレセプションを開催 バッハIOC会長らが出席

【リオ・リポート】Tokyo2020ジャパンハウスレセプションを開催 バッハIOC会長らが出席
竹田恆和JOC会長が開会のスピーチ(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は7日、東京2020組織委員会、東京都、日本代表選手団、日本国政府と共催で「Tokyo2020 JAPAN HOUSE Reception in Rio de Janeiro」をTokyo 2020ジャパンハウスで開催しました。

 このレセプションは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて国際スポーツ関係者への感謝と、スポンサー・関係者の日頃の支援へのお礼を目的として行われ、700名以上のゲストが出席。トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長、ジョン・コーツIOC副会長、松野博一文部科学大臣、丸川珠代東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣をはじめ、IOCや、国際競技連盟、海外の国内・地域オリンピック委員会、各競技団体、日本政府などから多くの関係者が訪れました。

 開催に際し、主催者を代表して竹田恆和JOC会長が開会のスピーチ。竹田会長は「今回のジャパンハウスは4年後に東京オリンピックを控えて多くの方々の協力をいただきました。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、東京都、日本政府、全国都道府県、多くのスポンサー、多くの団体の方々に協力いただきましたこと、心からお礼申し上げます」と、過去大会に比べて大規模になったジャパンハウスの実現について感謝を述べました。そして、「JOCとしてはリオ大会を大変重要な大会と位置づけており、結果を4年後につなげていくことは大変重要だと思っております。最後まで日本代表選手団は頑張ってまいりますので、ご支援、暖かいご声援をお願いいたします」と挨拶しました。

【リオ・リポート】Tokyo2020ジャパンハウスレセプションを開催 バッハIOC会長らが出席
バッハIOC会長が来賓挨拶(写真:フォート・キシモト)
【リオ・リポート】Tokyo2020ジャパンハウスレセプションを開催 バッハIOC会長らが出席
藤選手、近藤選手、三宅選手も参加して鏡開きが行われた(写真:フォート・キシモト)

 次に、バッハIOC会長が来賓挨拶に立ち、「今日のおもてなしを通して、JOC、日本政府、東京都、大会スポンサーの皆様が、東京2020に向け一丸となって準備されていることを拝見できてうれしく思います。この連帯感が東京2020に向けた強みであり、大きな財産だと思っています」とコメント。そして、「いままでも日本はオリンピックの歴史を作ってきました。1964年の東京大会(はアジアで初のオリンピック)、(1972年の)札幌大会はアジアで最初の冬季オリンピックとなりました。東京2020は新しい時代の始まりです。新しい競技、新しいアイデア、新しい放送技術などが披露される素晴らしい機会になります。アジアだけでなく、世界のオリンピックムーブメントにとって東京での開催は絶好の機会となるでしょう」と4年後の東京オリンピックへの期待感を表しました。

 挨拶のあとは来賓の紹介が行われ、松野文部科学大臣、丸川東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、高島なおき東京都議会オリンピック・ パラリンピック推進対策特別委員会委員長が壇上に上がりました。

 続いて行われたのは鏡開き。IOC理事をはじめとする来賓の方々に加え、前日に競技が行われた柔道の藤直寿選手、近藤亜美選手、ウエイトリフティングの三宅宏実選手の3人のメダリストも壇上に上がり、司会の「よいしょー」の合図とともに3つの樽が開けられました。その後、山本隆東京都副知事の発声とともに乾杯が行われ、歓談の時間となりました。

 訪れたゲストたちはジャパンハウスの展示会場に移動し、提供された寿司や焼き鳥などの日本食に舌鼓を打ちながら交流を深め、日本の文化、テクノロジー、芸術、各地の美しい風景など、日本の魅力を存分に表現した展示を堪能しました。バッハIOC会長はその中でもメインスタジアムとなる新国立競技場の模型に興味を示していました。

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