山下泰裕副団長、田裕司総監督ら役員、選手約40名の日本代表選手団本隊が現地時間1日、リオデジャネイロに到着しました。空港ではリオ在住の日系コミュニティーの皆さんから熱烈な歓迎を受け、選手団を代表して山下副団長にリオデジャネイロ日本人学校の生徒たちが作った応援メッセージモザイクアートが贈呈されました。
多くの日系人が生活しているなど日本と縁の多いブラジルでのオリンピック開催。山下副団長は「私もブラジルには何回も来ていますが、いつも感じるのは日系の方々が熱い声援を送ってくださる。日本選手団の活躍が日系の人たちにも誇り、励ましを与えられるようなものになればと思います」と意気込みを語りました。また、たくさんの応援メッセージを送ってくれたリオデジャネイロ日本人学校の子供たちに喜んでもらうためにも、「選手たちはひたむきに、誇りを持って、最後の最後まで全身全霊を傾けて戦ってほしい。それだけです」と、選手団の奮起を促しました。
また、当日夜に行われた選手団の記者会見で、山下副団長は「日本では2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて機運が高まっています。日本選手たちのひたむきで真摯な姿が必ず2020年につながると考えています」と4年後も見据えながらあらためて大会への抱負を語りました。田総監督は今大会の目標を「金メダル14個、トータル30個以上のメダル獲得」とし、柔道、競泳、体操、レスリングの4競技で合わせて2ケタの金メダル獲得を目指すほか、昨年の世界大会で金メダルを獲得しているフェンシング、テコンドー、バドミントンを有力競技として挙げました。
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