競泳の日本選手権でリオ五輪出場を逃し、現役引退を表明していた競泳男子平泳ぎの北島康介(33)が10日、東京辰巳国際水泳場で記者会見し「今大会で現役生活を退き、引退する。ここまで長く真剣勝負させてもらい、幸せな選手生活だった。本当に悔いはない」と、輝かしい競技人生に別れを告げた。
5大会連続の五輪代表入りはならなかったが、2004年アテネ、08年北京で2大会連続2冠の偉業を達成し、国民的なスターとなった。「僕が僕らしく一番興奮できる場所。それが五輪」と振り返り、二人三脚で歩んできた平井伯昌コーチに「北島康介というレールをつくってくれた」と感謝した。(共同)
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