柔道日本男子の井上康生監督は11日、グランドスラム大会が行われたパリから羽田空港に帰国し、リオ五輪代表選考で重要な位置付けとなる大会を制した100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)について「日本の全階級で最も勢いがある。独特の柔らかさで受けも強い」と成長ぶりを高く評価した。
ただ同大会5位で2番手に後退した七戸龍(九州電力)との差は「大きく開いた訳ではない」という。七戸は世界選手権で2年連続2位に入った実績があり、井上監督は「原沢には大舞台の経験がない。追われるプレッシャーは違ってくる」と述べた。代表は4月の全日本選抜体重別選手権などを経て決まる。(共同)
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