7日まで行われた柔道のグランドスラム・パリ大会で優勝した男子100キロ超級の原沢久喜(日本中央競馬会)が9日、パリから羽田空港に帰国し「まだ試合が残っているのでうれしさはない。気持ちを引き締める」とリオデジャネイロ五輪代表へ決意を新たにした。
大会は五輪日本代表選考へ重要な位置付けとなり、国際大会7連続制覇の原沢は代表レースを一歩抜け出した。4月に二つの国内大会を残すだけとなり「自分はまだまだ追う立場。しっかりと勝ち切る」と意気込んだ。
原沢と争う七戸龍(九州電力)は5位に沈み、世界選手権2年連続2位ながら代表争いで後退。(共同)
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