来年のリオデジャネイロ五輪代表選考会の一つとなる柔道のグランドスラム東京大会第2日は5日、東京体育館で男女計4階級が行われ、男子73キロ級は元世界王者の29歳、秋本啓之が決勝で安昌林(韓国)に優勢勝ちし、2年連続3度目の優勝を飾った。昨年の世界王者でロンドン五輪銀メダルの中矢力は3回戦で敗退。
男子81キロ級は世界王者で22歳の永瀬貴規が準決勝の李スンス(韓国)戦で脚取りの反則負け3位に。優勝は昨年の世界王者、アフタンディリ・チリキシビリ(ジョージア)。
女子70キロ級は22歳の新井千鶴が決勝で大野陽子との延長戦を制し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。(共同)
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