卓球女子シングルスの準決勝が行われ、日本勢では男女を通じて初の4強入りを果たした石川佳純選手は李暁霞選手(中国)に1−4で敗れました。1日に行われる3位決定戦で日本卓球史上初のメダル獲得を目指し、フェン・ティアンウェイ選手(シンガポール)と戦います。
以下、石川選手の試合後コメント。
前半2ゲームは焦りすぎてしまったかな。1ゲーム目はチャンスボールをミスしてしまいました。1ゲーム目を取れてたらまた違った展開になったのかなと思いますけど、後半は自分らしいプレーができたし、いいプレーも何回もあったので、気持ちを落とさずに、明日(3位決定戦)の相手のビデオを見て準備したいです。
相手はパワーがある選手なのでなるべく打たれないようにと。打たれたときも厳しいコースにブロックできるように意識しました。サーブのときは3球目で攻められるように、いいサーブを出していこうと考えてました。サーブはすごい効いていたのでよかったんですけど、3球目が焦って少しミスが出てしまいました。中国選手とやるときはそういう凡ミスが命取りになるので、そこが課題だなと思いました。
最後は少し焦って、早く決めたいと思いすぎて強く打ってしまったんですけど、全体的にはいいプレーがあったので、攻めるプレーもよかったんじゃないかと思います。今まで(李暁霞と)対戦したときはもっと回転がすごくて、ドライブされたら抑えきれないボールがほとんどだったんですけど、今回は強く打たれた以外は取れたし、ラリーになることも多かったので、前よりも成長できたかなと思います。
特に緊張はしていなかったです。相手がすごく緊張していいるなというのは今までの対戦で一番感じました。まだ自分の実力が足りなくて、最後攻めきれませんでした。自分が課題としているところにサーブを出されて、ラリーになってそこのコースを攻められたりしたんですけど、途中それに気付いて何回か対応していいボールが打てるようになったので、弱点はもっと少なくしていかないといけないなと思います。
(中国選手に少し追いつけたか?)前よりもいい試合ができているので、中国選手とやっていいプレーもたくさんありました。(3位決定戦に向けて)サーブから攻撃だったり、レシーブからの4球目だったり、焦らずに自分の卓球ををしっかりやっていけば、きっといい試合ができると思っているので、自信を持って戦いたいです。
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